ヨーロッパと韓国と萌

一番てっとりばやく、かせぐ方法は、作品集をもって人に見せまくることなんだけど、やればやるほど、フラッシュアニメーター&スクリプターとしての立場が確立されていくのがイタイ。とりあえず、工業大学なんかにいた時代とはちがって、作品さえ見せれば横のつながりでいろいろ仕事はまわってきそう。

そして、やはりイギリスでは日本チックな絵(?)はモテモテだ。アニメ絵ぐらい紳士の嗜みとして覚えておくべきだった。自分のイラストはファンキーというか、白眼をむいたりしてるのが普通なので癖があって微妙。

個人的な印象としてはヨーロッパ全土はまだ萌に汚染されていないもよう。日本アニメ絵は基本的にクールとして分類されるらしいが、萌絵の輸入は行われてない模様。気紛れオレンジロードのシャツとかきたマッチョとかが町を歩いているけど… むしろ、中国のflashキャラクターもののプッカというキャラが女子のあいだでちょっとイカシテルらしい。日本でははやってないなコイツ。

一方、韓国人の間ではマシュマロというキャラが大人気なようだ。また、韓国はシモネタ風刺flashが多く、それが一般に人気を呼んでいるらしいのもおもしろいポイント。初めの数話はどーでもいいflashなのだが、途中から作者の能力が大成長して凄いことになる。そして韓国は美少女ゲームやアニメが大流行しているのだが、その割に萌という概念はやはりないらしい。というか、萌絵というものが日本で確立されてから、文化輸入されていったので、それがむしろ普通の絵として認知されてる気がする。普通のやつのパソのスクリーンセーバーが、美少女ものだったりすると、日本人は唖然とするのけど、むこうの人は女の子も含めあまり気にしてないようだ。

なんか、萌というものがイギリスに伝来するまえに、 ロンドンでMO-EH! とかいうインチキサブカルチャーなモードとかを確立して、へんな文化ギャップとかを作れたら面白そうだ。あと、こっちのゲーム雑誌立ち読みしてみたら、トゥームレイダーとかの並ぶなか、日本のゲームの記事だけ美少女だったりして、……な気分になる。

BBC放送で、日本の男の子はバーチャルアイドルに夢中とかやってたらしいんだけど、普通の人そんなのしらないよ。せめてホリプロのDK1000とか、なんだっけアレ、ガードドックの漫画の人が作ったやつ… あれとか紹介するならともかく、なんでそこでポリゴンズがでてきますか??? 

というか、金稼ぐ話はどうなった・・・